更新日: 2020年05月13日

【映画ヴィオレッタ・あらすじ登場人物解説】これはロリロリえっちな映画?→違います、親からの精神的な虐待防止を啓発 する内容です

(〃゚3゚〃)
あー、最近増税や災害・○○ハラスメントや虐待みたいな暗いニュースが多くてシケるな~。どうなってんだよ最近(笑)


(*・ω・*)o
そだね~。虐待というと、そういえばこないだ見た映画で『主人公のお母さんが酷い』のがあったよ。
ヴィオレッタ』って作品。『主人公が幼い(撮影時ローティーン)』『写真家がヌードモデル撮影』っていう題材から、ロリロリえっちな映画だったらヤダなって思ったけど、テーマがそうじゃなかったから見れた感じ。モデルさんもきれいだしね。


(〃゚3゚〃)
それは俺も知ってるぞ。エヴァ・イオネスコ監督が実際に、『母の写真家に、幼い頃からヌードモデルをさせられていた』という体験をもとにした作品だったな。カンヌ国際映画祭でも問題になったり、世界各国で対象年齢のレイティングでも議論になったりとお騒がせだ。今回は『ヴィオレッタ』をみていこうか。


(*・ω・*)o
はいよ、今回もツッコミよろしくね!


映画・ヴィオレッタ(My Little Princess) 予告編/データ

フランス公開2011年6月29日
日本公開  2014年5月10日

■スタッフ
監督 – エヴァ・イオネスコ
製作 – フランツ・クサヴァー・フランツ
美術 – フランソワ=ルノー・ラバルト
音楽 – ベルトラン・ブルガラ
衣裳デザイン – キャサリン・ババ

■キャスト
イザベル・ユペール(母アンナ役)
アナマリア・ヴァルトロメイ(ヴィオレッタ役)
ジョルゲッタ・レアウ(曾祖母マミー役)
ドニ・ラヴァン(エルンスト)
ジェトロ・キャーヴ(アップダイク)

■オフィシャルサイト
http://violetta-movie.com

映画ヴィオレッタの登場人物は?

ヴィオレッタ(演アナマリア・ヴァルトロメイ)

(*・ω・*)o
こちらが主人公のヴィオレッタ。母親のエキセントリックな創作活動に反抗する少女。ヴィオレッタは12歳という設定で、演じているアナマリア・ヴァルトロメイさんは、撮影当時は10歳~だったんだって。当時でもむっちゃ大人っぽくてキレイだったけど、最近ではシャネルのコレクションとかにも呼ばれてるみたい。モデルさんもいけそうな感じ。


(〃゚3゚〃)
映画レビューサイトの採点も、この子の雰囲気に救われているようなところはあるな。
実際の人物だと『エヴァ・イオネスコ監督』にあたるな。子供だったが、エヴァ・イオネスコ監督の配慮のおかげか、ヤバいシーンもなく、のびのび撮影できた様子が、インタビューなどから伺えた。負の連鎖をうまく食い止めたといえるだろう。


(*・ω・*)o
ヴィオレッタのオフィシャルにも、『エヴァ・イオネスコ監督がスキャンダラスな写真集や映画出してた』ことが書いてあったもんね。


写真家の母アンナ(演イザベル・ユペール)

(*・ω・*)o
こちらはヴィオレッタのお母さん。知り合いのクリエイターからカメラを譲ってもらって、写真家の道へ。子供の教育上あまりよろしくない(笑)、エキセントリックな感じの方だったね。


(〃゚3゚〃)
実際の人物だと『エヴァ・イオネスコ監督』の母親『イリナ・イオネスコ』にあたる人物だな。娘をヌードモデルにするとか、はっきりいって狂っている(笑)。
だが、クリエイターの誇りや芸術性のかけらが少し残っているあたりは、『日本の、ティーンズをだまして着エロビデオを撮影しようとする大人』よりはマシな気がするな。方向性は間違ってると思うが(笑)


(*・ω・*)o
ティーンズをだまして着エロはゴミだよ(笑)


曾祖母マミー(演ジョルゲッタ・レアウ)

(*・ω・*)o
ヴィオレッタのひいおばあちゃん。お母さんがちょっと狂っている家庭で、心のよりどころみたいになっているのが救いな感じ。


(〃゚3゚〃)
家庭だろうと職場だろうと、イカれたコミュニティの中では、『自分の味方になってくれる人を見つける』のが重要と感じさせるばーちゃんだ。作中では祈ってばかりいるが、いるといないとではかなり違うだろう。


エルンスト(演ドニ・ラヴァン)

(*・ω・*)o
アンナのクリエイター仲間。オフィシャルサイトでは『画家』ってことになっているよ。彼女にカメラを渡して、『絵より写真のほうが良いな。続けることだ』とかホメたり、写真家への道をひらいた人物。ある意味諸悪の根源(笑)


(〃゚3゚〃)
ダンディなおっさんキャラだけど、なんかこいつチャラ男のオーラを感じるな。アンナのアトリエのほうのモデルに行ってたりとか(笑)


(*・ω・*)o
あー。それでアンナ(ちょっとエルンストを狙っていたっぽい)が、さらに狂ってきてるみたいなのもありそう


アップダイク(ジェトロ・キャーヴ)

(*・ω・*)o
こちらはちょっとイケメン枠なキャラ・アップダイク。とはいっても、ロンドンにいるアンナのクライアント(笑)
アンナがヴィオレッタに『シド・ヴィシャスに会えるよ』って言ったら出てきた人。この方はシドさん枠でいいのかな?


(〃゚3゚〃)
エヴァ・イオネスコ監督が、シド・ヴィシャスと一緒に撮影をしたかどうかはわからなかったが、実際の人物だとシドにあたるだろうな。この映画では、実在人物は名前を変えているから、スタッフロールでも役名が『アップダイク』となっている。映画内のシーンでシャブやってるような描写も、まさにシドっぽい(笑)
年代的にも、イリナ・イオネスコ写真集・鏡の神殿(Temple aux Mirios)が1977年に発表、シド・ヴィシャスがセックス・ピストルズでバリバリやってた頃は一致するようだ。正直、シドさんなら『一発クスリをキメて、JS/JCとイチャイチャしていた』としても、不思議ではない(笑)


(*・ω・*)o
だよね、(映像的にはクリーンヒットしてるかわからないけど)ベースギターで人をぶん殴ったりしてるもんね(笑)


(ナディア:演deborah revy・フィフィ:演pauline jacquart)

(*・ω・*)o
アンナのアトリエで写真のモデルをしていた方々。お名前やキャストが判明したので紹介。とくにナディアさん(髪が黒いほう)は、物語のキーになるようなところもあるよね(笑)


(〃゚3゚〃)
ああ、そういうことか!だが、それを免罪符とか、腹いせにしたりしちゃいけないところはあるんだよな~(笑)


映画ヴィオレッタ あらすじ1:普通の少女がモデルに、序盤から家庭環境のヤバさが

(*・ω・*)o
そんな感じで、映画ヴィオレッタ あらすじをみていきましょう。主人公のヴィオレッタは、普通の女の子。アパートの前でけんけんぱして遊んでいたりと、年相応な面も。ただ、お母さんのアンナが、たまに帰ってきたと思ったらひいばあちゃんと口論したり、男(エルンスト)と出かけるために夜中に出て行ったりみたいな様子が描写されるよ。


(〃゚3゚〃)
序盤の数分を見ただけでも『親が帰ってこない・身内同士で仲が悪い・夜、部屋が暗い』などと、序盤から不穏な空気がただよってるぞ。


(*・ω・*)o
オープニングの描写そのほか。母アンナとひいばあちゃんはしょっちゅう口論してるけど、ヴィオレッタとひいばあちゃんは仲よさげ。多分この方が実質的な保護者かな。


(〃゚3゚〃)
さらっと『食事が質素(または金が無い)』みたいな描写もぶっ込んでるな(笑)いろいろキツいが、ひいばあちゃんがいてくれることは、ヴィオレッタにとって助けになっているようだ。


(*・ω・*)o
育ち盛りにパン一枚はきついかもね。
で、ある日、母アンナが知り合いのエルンストからカメラをもらって帰ってくる。ひいばあちゃんとは相変わらず口論してるけど、娘のヴィオレッタを『私のお姫様』と呼んで、ティアラをつけたりして、ごはん食べてるところとかも撮影。


(〃゚3゚〃)
こいつ、ネットとかSNS時代だったら、娘をダシにしてYouTubeやInstagramを更新しまくって広告費を稼ぐバカ親になりそうだな、娘の意志は無視して(笑)


(*・ω・*)o
しかしある日、母アンナがヴィオレッタを写真アトリエに呼んでしまい、いろいろな衣装を着せて、撮影開始。家で撮っていたときは普通だったけど、だんだんセクシーポーズをするように要求がエスカレート。



(〃゚3゚〃)
ちょっと俺的には、オバハンのセクシーポーズディレクションはキッツいけどな(笑)
創作活動に酔っているような演技も、なかなかシュールではある。


映画ヴィオレッタ あらすじ2:エスカレートする母親の写真活動はブレイク!名声を得るが、生活にはほころびも

(*・ω・*)o
で、その後も母アンナはどんどんエスカレート。学校の保護者会をサボり(笑)、知り合いのエルンスト(カメラをくれた張本人)のもとへ。写真を買い取ってもらい(名目上は現像機を買う金)、アンナ&エルンストが自分の写真をダシにしてビジネスの話したり、イチャイチャしたりするのを見たヴィオレッタは、エルンストの作品にペンキを塗りたくって破壊。


(〃゚3゚〃)
この時点でも、かなりムカついていた感じするよな~。自分がエロ&金目当てにされてることなんか、小学校高学年くらいになればわかるだろ。


(*・ω・*)o
確かに、それだと大事にされてない気がするもんね!
で、その後も母アンナのクリエイター活動は、変な方向にエスカレート。小学校高学年ぐらいの女子にガーターベルトを装着させ、骸骨の上に横たわるなど、クレイジー化。ひいばあちゃんがその撮影部屋を見て『不吉だ』と塩をまくくらい(笑)
そして、ギャラリーや個展を運営する業界人にも、会食を通して営業活動。アトリエ所属のモデルと一緒に出席するけど、ヴィオレッタは明らかにつまんなそう。


(〃゚3゚〃)
なんか、昔のビジュアル系バンドや、同人ゴシックバンドとかがやりそうなノリだな(笑)
70年代に、50歳くらいのオバハンがこのセンスを発揮するのは、すげーと思うけどな。娘を金稼ぎのダシにつかうのはよろしくないが。


(*・ω・*)o
そんな感じで、撮影&モデル活動のせいで、小学校高学年ぐらいの女子とは思えないくらいケバくなってしまったヴィオレッタは、学校でも浮いた存在になり始めるよ。一方、母アンナの個展は成功し、(あまりお金がなかった一家は)金銭的には一時的に助かる感じに


(〃゚3゚〃)
この作品、日本ではレイティングでモメて公開が遅れていたみたいなところがあったけど、R-15になる理由がちょっとわかったわ。金とか憎悪とかコミュニティからの疎外とか、すげー生々しい。
映画のクロエがエロとか絡みシーン有りでR-15なのに対して、ヴィオレッタはそういうシーンがほとんどなくても、このレイティング(R-15)だからな。


(*・ω・*)o
そだねー、いろいろと描写が生々しいところはあるよね!
で、またもや違う意味で生々しい描写。アンナがいつものようにエルンストのところに行くと(たぶん写真の買取)、なぜかアンナのモデルをしていたナディアがいる。実は先日の会合からこっそり連絡をとっていた(連絡先をこっそり見た)らしく、二人はデキてる様子。それを見たアンナはストレスで吐きそうになって、帰りのタクシーでも体調・メンタル共に不良に。


(〃゚3゚〃)
失恋したみたいな症状になりやがって、エルンストを狙ってたんかいな(笑)
ここは、娘のヴィオレッタも、かなりウザがっていたな。


(*・ω・*)o
『あの人、お母さんの彼氏?』っていわれて、いろいろ言い訳をならべるシーンもあったからね。さらにメンタル的に不調になりそうな出来事は、ヴィオレッタの身にも。
学校では『あんたヌードモデルでしょ』とバカにされて取っ組み合いの喧嘩に。


(〃゚3゚〃)
でも、かばってくれる友達がいるんだよな。ここは救われポイントだ。


映画ヴィオレッタ あらすじ3:無茶な撮影で堪忍袋の尾が切れる・曾祖母は亡くなり家庭は崩壊・母はソーシャルワーカーのお世話に

(*・ω・*)o
友達のカバーで一時は救われたね。ただここからは、ヴィオレッタの身にはろくなことが起きないよ。アンナがロンドンまで依頼をうけて向かったところ、アップダイクという、バンドやパイプで大麻やってる感じの男が。
この男はロリコンっ気があり、夜にはヴィオレッタに大麻吸わせてイチャイチャ。しかし、エロポーズの要求が激しくなると、ヴィオレッタは『もうやりたくない』と、ぶち切れて退出。母親との仲も険悪に。


(〃゚3゚〃)
アップダイクさんも結構ヤバい男だな(笑)イイ年の男が10歳の女の子にイチャイチャ&そういう雰囲気の撮影要求ってのが、冷静にみるとこんなにキモいとは(笑)
そろそろヴィオレッタも、精神的に追い詰められていそうだな。


(*・ω・*)o
そんな感じで母親との関係性が決裂してしまったヴィオレッタは、生活も荒れ始めるよ。
授業は聞いていなくて怒られる&学校にもいかなくなるし、仲が良い友達の家でも『出版された写真集を友達の親が知っていたから、いたたまれなくなって帰宅』とか。母親とも喧嘩ばかり。最悪なのは、こういう状態でひいばあちゃんが亡くなったことかな。


(〃゚3゚〃)
ひいばあちゃんは結構高齢だった&寝込んでる描写が中盤から増えていたからな。ついに家庭での心のよりどころもなくなってしまったか。キツいな。
友達のお母さんはヴィオレッタの写真集を悪く言わなかったが、自分の意思ではないので、そこは流してほしかったようだな


(*・ω・*)o
友達のお母さんは、『ヴィオレッタの意思に反していること』だって、知らなかったかもね。
一方、母アンナにも逆風が吹いてピンチに。児童をモデルにしたポルノとして扱われれば、問題にならないわけがなく、彼女の作品が訴えられることに。裁判&親権取り上げの可能性も。ソーシャルワーカーからも指導が入り、『裁判所には調査したいと依頼した、ここで母親の資格を見せて』と。たぶん最後のチャンスだぞって意味。


(〃゚3゚〃)
この人、娘やソーシャルワーカーが『写真集の販売を中止要請』しても、こそこそ写真売って金稼いでるんだよな(笑)しかも金ないから。世論に反してる作風に固執しすぎた、クリエイターの末路ともいえるだろう。


(*・ω・*)o
現代社会においても、『逮捕・摘発されるギリギリラインを売りにしているユーチューバー・インスタグラマー』とかは、こんな感じになるかもね!


映画ヴィオレッタの結末・施設に入れられてしまうが、同年代の子とはうまくやっている様子・ただし母親の面会は断固拒否

(*・ω・*)o
で、映画のラストについて。訴えられていた後もこっそり母アンナは写真を売っていたり(流通している写真がポスターになっていて、怒って破り捨てる)、アンナのカウンセリング用テープ(実は母親アンナも身内レイプの生まれみたいな、複雑な家庭環境)を聞いてしまったりと、ヴィオレッタの気持ちは限界に。
ある日、ひいばあちゃんを思い出して教会でお祈り中、どこかのおばあさんに『わたしのばぁばになって』とお願いするも叶わず、衝動的にひったくりを働いて施設送りに。施設の中では、同年代の女の子たちとは仲良くやっているけど、母親が面会にきたときには断固拒否して、施設の庭へダッシュで逃げていくシーンで終わり。


(〃゚3゚〃)
全体的に重い描写が多かったが、ラストシーンの『同年代の子とは仲良くやっている・母親は今後受け入れませんみたいな、明確な意思表示』みたいな点は、やや救いがあったといえそうだ。
実際の現実世界では、エヴァ・イオネスコ監督は演技などを磨いて女優として活動していくなど、この後もつながっていく。
が、調査したところ、そこにもオチがある。


(*・ω・*)o
現実でのオチね!さすが、実際の人物をもとにしたドキュメンタリーだけあって、映画と現実世界がリンクしたね!


映画ヴィオレッタの現実世界におけるオチについて

(〃゚3゚〃)
で、この映画は、ヴィオレッタが母親に、明確に『NO』を突きつける形で終わることができたが、調査したところ、現実世界においてもオチが発生していたことが明らかになった。
それが、『実はこの映画のあと、ヴィオレッタのモデルになったエヴァ・イオネスコ監督が母親を訴えて勝訴』というものだ。詳しくは以下のリンク先の記事を読んでほしい。映画すら、これをやるための前フリであったかのようだな(笑)


【仏女優E・イオネスコさん勝訴、「児童ポルノ」撮影で母親に賠償命令】
https://www.afpbb.com/2917363

(*・ω・*)o
すごい行動力だね!こういう『虐待された子供が大人になってリヴェンジ』みたいな点で、今後こういった事件への抑止力になるとよいね~


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