更新日: 2020年07月12日

映画・わたしを離さないで(あらすじネタバレ・小ネタ含む)設定/人物の解説をするよ!

(*・ω・*)o
こないだね~、ジャンプのまんがで『約束のネバーランド』が話題になってたから、映画『わたしを離さないで』を見たんだけど。設定が似てるみたいな話題がでてるよね?


(〃゚3゚〃)
確かに。肥育施設みたいな学園って設定とか、ヨーロッパみたいな雰囲気とかは、それっぽいな。『脱獄』や『戦闘』展開が無い部分は、かなり異なっているけどな。派手な展開がない分、わかりにくいところもあるが、三回見たのである程度詳しく押さえられるぞ。


(*・ω・*)o
いいね~、んじゃ今回は映画『わたしを離さないで』をみていこうか~。


(〃゚3゚〃)
そうだな、ちょっとわかりにくい作品だから、あらすじや人物の他、『キーになる設定やアイテム』なども見ていくぞ。


(*・ω・*)o
はいよ、よろしく!


映画・わたしを離さないで 予告編/データ

■スタッフ
原作:カズオ・イシグロ
監督:マーク・ロマネク
脚本:アレックス・ガーランド
音楽:レイチェル・ポートマン

■キャスト
キャリー・マリガン(キャシー役)
アンドリュー・ガーフィールド(トミー役)
キーラ・ナイトレイ(ルース役)
シャーロット・ランプリング(エミリー校長役)
サリー・ホーキンス(ルーシー先生役)
イゾベル・ミークル=スモール(学生時代キャシー役)
チャーリー・ロウ(学生時代トミー役)
エラ・パーネル(学生時代ルース役)

映画『わたしを離さないで』の、主な登場人物は?

介護人適性アリ?の優しい子・キャシー(演:キャリー・マリガン/イゾベル・ミークル=スモール)

(*・ω・*)o
冒頭から登場する、主人公っぽい立ち位置のキャラかな。地味めだけど、優しい子なんで、介護人のジョブ適性はバッチリ。物語は、『介護人として仕事をしている彼女が、過去のヘールシャム学生時代』などを振り返る形で進んでいくよ。


(〃゚3゚〃)
冒頭からわかるが、なんだかんだいって、ジョブ適性のおかげか、最後まで生き残る形になったな。
あと余談になるが、ヘールシャム学生時代の彼女は、非常にかわいいと洋画ファンのなかでも話題だ(笑)


(*・ω・*)o
この子主演で、映画・約束のネバーランド見たかったな(笑)


激しい性格だけど、キャシーのおかげで優しくなった?トミー(演:アンドリュー・ガーフィールド/チャーリー・ロウ)

(*・ω・*)o
メインキャラ三人のうちの一人。キャシーがヘールシャム寄宿学校で出会った男の子。子供のころは気性が激しいなど周囲から浮いている印象もあったけど、キャシーに気にかけてもらったりして、落ち着いた感じに。
しかし、思い込みが激しいところもあり、青年期に入っても『提供猶予期間』みたいなのをガッツリ信じているような様子も。


(〃゚3゚〃)
ネタバレになるが、『冒頭の手術室に運ばれていく男性』は、実はトミーで、きちんと映画を見ていくと『キレキレキャラなのに、なんで安どの表情を浮かべていたのか』が、感じ取れるようになっているようだな。


(*・ω・*)o
『我が生涯に一片の悔い無し』って顔だったね。


昔からちょっと悪女なところあり?ルース(演キーラ・ナイトレイ)

(*・ω・*)o
実は、すでに『ベッカム・パイカリ・キングアーサー』などでブレイクしていた、キーラ・ナイトレイが出てるってのもポイント。幼少期から、キャシーと仲良くなってたトミーにあえてアプローチをかけて奪ったりと、悪女っぽいところも。中盤でのキレっぷりは、トミー以上(笑)


(〃゚3゚〃)
コテージでルースがパコってるところとかは、『うるせーな』って思ったな(笑)わりと今作のなかでは、ヘイトを集めそうなキャラではあるな。


厳格すぎる校長・エミリー校長(演:シャーロット・ランプリング)

(*・ω・*)o
主人公たちが通う『ヘールシャム寄宿学校』の校長先生。たばことかで厳しく指導するのは、まあわかるけど、厳格すぎて人の心がないみたいだね~。この人が提供者になればいいのに(笑)


(〃゚3゚〃)
もう高齢だから、逆に早死にしたりしてな(笑)
厳格すぎてアレな印象を受けるが、最後の方では提供プログラムを皮肉ってたりするところは良いな!


(*・ω・*)o
作品は提供者である子たちも、人間だと証明するため。だけど誰もそんな照明求めてない(ガンや神経症で苦しみたくないから)。』ってとこだね!


本当のことを言って消された?ルーシー先生(演:サリー・ホーキンス)

(*・ω・*)o
ヘールシャムに赴任するんだけど、初期の段階から、学校に不審な点があって気にしていた様子。教育方針的には『子供たちには本当のことを伝えたい』って感じで、『ヘールシャムでは臓器提供用の人材を育成している』とばらすことに。校長は『辞めた』って言ってるけど、ぜったい追い出したよね(笑)


(〃゚3゚〃)
この指導は『メインキャラの3人、またはキャシー』には刺さったかもしれん。朝会で校長が、ルーシー先生が辞めた件で演説していたが、キャシーはまったく拍手をしなかった。臓器提供用として生かされることに疑問を持ってしまったと考えられるな。しかし、残念ながら、他の生徒にはピンときてないようだったが


(*・ω・*)o
そうか、情報統制や洗脳教育で、『脱走してでも自分の人生を生きる』みたいな価値観がはぐくまれてないのか!


芸術や感性などには理解がある?マダム

(*・ω・*)o
子供達の作品を集めて展示会(作中ではギャラリー)を開いており、芸術や感性などには理解がある印象だよね。


(〃゚3゚〃)
たしかに、最後のトミーへの声掛けとかは、わりと人間味がある印象だったな。
余談だが、映画版と原作小説版ではすこし立ち位置が異なっていて、『校長と組んで作品展示会などを行い、ヘールシャムへの寄付金を集めていた』みたいな描写があるらしいぞ。


(*・ω・*)o
2時間の映画では描写不足もあると思うけど、そこはバッサリ切ってもらってよかったかも(笑)


(〃゚3゚〃)
寄付金が無いと、ブロイラー式の施設しかなくなってしまうぞ(笑)


『提供猶予制度ってあるの?』を投げかけるカップル・クリシー&ロッド

(*・ω・*)o
三人がヘールシャム終了後、施設『コテージ』に移動したときに出会うカップル。この二人も提供者で、『ヘールシャム出身者には提供猶予制度ってあるの?』っていう疑問を投げかけることに。また、『オリジナルの人を見た(クローンに対して)』というような外部情報も提供。


(〃゚3゚〃)
キャシーは『それデタラメじゃね?』って反応だったが、ほかの二人(ルース・トミー)は信じてるっぽいのが何とも言えん(笑)


映画・『わたしを離さないで』で、押さえておきたい用語や設定・小ネタなどは?

『介護人(carer)&提供者(donor)』

(*・ω・*)o
ちょっとSFっぽいところもあるんで、設定や用語も見ていくよ。
映画のオープニングで語られた『医療技術が進歩し、1967年に人類の寿命が100歳超えた』の根拠になるのがコレ。単純に『提供者を育成して、病気になったら、臓器を移植してもらえばイイじゃん』という、倫理的にいろいろ問題がありそうな感じ。現実世界のドナーみたいに『自分の意志じゃない』というのもポイント。


(〃゚3゚〃)
まあ現実世界でも、人間を物みたいに考えているような企業はあるが(笑)、パーツ取り車みたいで、人によっては嫌悪感がでそうといえるな。


(*・ω・*)o
でも中には、提供者の中からでも申請すればつけるジョブ『介護人(carer)』ってのがあって、気持ち面などではケアされてるみたいだよ。主人公のキャシーも介護人として活動。病院や回復センターを飛び回って、時には差し入れをもっていきつつ、提供者のケアに。


(〃゚3゚〃)
キャシーは介護人適正が高いんだろうなとは思ったが、こっちの提供者、目ん玉とられてますやん(涙)


(*・ω・*)o
ほんとだ、今気づいた!


ヘールシャム寄宿学校(ただし、脱走者に対するきな臭い噂が)

(*・ω・*)o
作中の学校ヘールシャム寄宿学校も、結構ヤバい感じするよね。見た感じは、ヨーロッパ田舎の、のどかな学園って感じだけど・・・


(〃゚3゚〃)
雰囲気だけは良いんだよな(笑)


(*・ω・*)o
中身は超物騒だったよね(笑)
ルーシー先生が生徒に、『なぜフェンス外のボールを取りにいかないのか?』を聞くと、『外に出てはダメ』『脱走者が手足を切られて抹殺』『学校に入れてもらえず餓死』など、きな臭い話題が。



(〃゚3゚〃)
詳しく説明されてない&のどかな雰囲気でごまかされてて気づかないんだが、実質、ブレードランナーが脱走レプリカントを抹殺したのと一緒だよな(笑)


(*・ω・*)o
むっちゃSFじゃん(笑)


ヘールシャムは校歌もヤバい点(過去を振り返るようなフレーズしかない)

(*・ω・*)o
冒頭で、生徒が校歌を歌うシーンがあるんだけど、歌詞ヤバくない?対訳だけでも、なんか『アレ?』ってなる感じ。


(〃゚3゚〃)
ふつうは、オレ達おっさんより、子供は残り時間がながく、未来があるはずだ。それなのに、『過去を振り返るようなフレーズしかない』ってのは、違和感とか気持ち悪さを感じるよな(笑)


学内フリマイベント『マーケット』(ただしゴミだらけでヤバい)

(*・ω・*)o
作中に出てくる、学内のフリマみたいなイベント。外界に流通している通貨ではなく、プラスチックのコインみたいなのを使って買い物を楽しむようなイベント。中には古着みたいに使えるものもあるけど・・・


(〃゚3゚〃)
子供たちは大喜びなんだよな。実際、小学校低学年くらいのときに、学校でこういう行事があると楽しかったりするな!


(*・ω・*)o
大喜びなのはいいんだけど、外部の業者が持ち込んだ、マーケット用の品物がアレすぎて・・
さすがにルーシー先生も苦い表情。


(〃゚3゚〃)
おもちゃもぶっ壊れているなど、全体的にゴミっぽいのが多いな(笑)ハードオフのジャンクパーツコーナーのほうがまだ楽しいぞ。
とはいえ、外部の文化をしる数少ない機会になってる点は見逃せないぞ。もしここに『少年ジャンプ』や『マガジン・進撃の巨人』みたいなコミックが持ち込まれていたら、きっと展開はかわっていただろう。


(*・ω・*)o
そしたら、『アイランド』が始まっちゃうね(笑)


実はマーケットにはキーアイテムもあった・『Never Let Me Go』が収録されたカセットテープ

(*・ω・*)o
で、マーケットにはまともなものもあって、混んでいて何も買わなかったキャシーに、トミーがゲットしてきてあげたカセットテープ。この中に入っている曲が、タイトル回収してて『Never Let Me Go(わたしを離さないで)』。
キャシーは『ありがと』ってトミーにキスして、その後はうっとりしながら聴くほどのお気に入り曲に。


(〃゚3゚〃)
映画版ではカットされているが、原作小説には『なくしたカセットテープを探す』みたいなエピソードもあるようだな。
とはいえ、人によっては甘酸っぱい雰囲気から、どん底に叩き落された感を味わう可能性があるから注意だな(笑)


(*・ω・*)o
かもね!ところで、トミーは『曲の内容は知らん』って言ってたけど、本当かな?


(〃゚3゚〃)
断定はできないが、『知ってた』と仮定すると、エンディングまできれいにつながりそうな印象はあるな。


基本的に、ルースのほうはあまり見ないトミー

(*・ω・*)o
一部では『三角関係ラブコメで、二人のあいだをふらふらするトミー』に見えるかもしれないけど、実は違うかな!
みんなに馬鹿にされていたときにキレていて、声をかけてくれたキャシーを、間違って叩いてしまったのを謝る』あたりから、基本的にはキャシー向き。


(〃゚3゚〃)
『特に君は~』ってのがミソだな。


(*・ω・*)o
それは、実は一貫しているんだよね。
メインキャラ内でも性格キツめなルースが、キャシーと仲良くなってたトミーにアタックするときとかも・・・


(〃゚3゚〃)
トミー、ちょっと怯えてねぇか(笑)
気の強い女に押し切られたときは、こんな感じになりそうだ。


(*・ω・*)o
トミーもキレてシャウトするときはあるけど、基本的には優しくて大人しい子だったからね。無理やりっぽいね。
次に、コテージ年代での出来事。『自分のオリジナルの人間を見れると思ったけど、全く似てない。自分のオリジナルはヤク中とか犯罪者とか、そういうのだ』といって、ルースがキレて帰るときにも、キャシーのほうへ。


(〃゚3゚〃)
登場キャラで一番爆弾みたいな奴、ルースだな(笑)


(*・ω・*)o
極めつけはコレね。ルース&トミーのベッドタイム。ふつうは抱き合ったり見つめあったりすると思うんだけど、顔見ないからね(笑)


(〃゚3゚〃)
もうトミーが襲われてるようにしか見えん(笑)


あとがき・まとめ& 映画『わたしを離さないで』を見るには

(〃゚3゚〃)
設定や小ネタ中心に取り上げるかたちになりましたが、見かけに反して設定や内容はハードなので、ある程度押さえてから見ると深く楽しめそうです。この映画は、DVD/ブルーレイなどのほか、各種配信サイトでも見ることができます。


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