更新日: 2020年07月12日

映画『キャプテン・マーベル』は、なぜ微妙なのか?→長い内省的サスペンス描写・窃盗・パワー代償・雑な戦闘描写&人間関係etc

(*・ω・*)o
おつかれー。こないだね、『アイアンマン』とか『マイティー・ソー』を見たあとだった&評価もイイ感じだったから、同シリーズの『キャプテン・マーベル』を見てみたんだけど~・・・


(〃゚3゚〃)
確かに、yahooやamazonプライムなどでの評価は高かったようだが、微妙じゃなかったか?(笑)


(*・ω・*)o
めっちゃ微妙(笑)
高評価の割には、煮え切らないとか、カタルシスが無いみたいなところも多かったかな。


(〃゚3゚〃)
やっぱりな(笑)では今回は『キャプテン・マーベル』の微妙なポイントを、いつものように居酒屋ノリで解き明かしていくぞ。なお、最近のコンテンツでよくある『ポリコレ・ジェンダー論的な観点で~』というのは無い。
それ以前の問題でつまらないってのが大きいからな。


(*・ω・*)o
はいよ、よろしく!


映画・キャプテン・マーベル 予告編/データ

■スタッフ
監督:アンナ・ボーデン&ライアン・フレック
脚本:メグ・レフォーヴ
製作総指揮:スタン・リー
音楽:パイナー・トプラク
製作:マーベル・スタジオ

■キャスト
ブリー・ラーソン(キャロル・ダンヴァース / キャプテン・マーベル役)
サミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー役)
ラシャーナ・リンチ(マリア・ランボー役)
ジェンマ・チャン(ミン・エルヴァ役)
アネット・ベニング(ローソン / マー・ベル役)
ジュード・ロウ(ヨン・ロッグ役)

微妙な理由1:バトルは派手だが、主題が『失った記憶を探す』など、内省的サスペンス要素

(*・ω・*)o
まずはこれかな~。結構派手めなバトルアクション・すっきり見れる系を想定していたんだけど、『主人公は記憶を奪われていて、ルーツを探す』『過去に起こった真実は?』みたいなところに、尺を取られすぎてる印象があったかな~。バトルは派手っちゃ派手なんだけど、予告編やポスターで見た印象とは違うかな。


(〃゚3゚〃)
まんがで例えると、ジョジョの奇妙な冒険3部スターダストクルセイダースだって言って、ジョジョリオン見せるようなもんだよな(笑)
しかも、相当バトルが雑になったやつ。


(*・ω・*)o
バトルが雑なジョジョリオンは、誰も見なそう(笑)


微妙な理由2:バイク盗むな(笑)

(*・ω・*)o
あと気になった点は、腕の端末に出てた『パンチョス』ってスポットを探しているときのエピソードね。キャロルが、バイクのおじさんに話しかけられるシーン。いきなり厳ついヒゲ&サングラスのおじさんに話しかけられたら、警戒とか、構えちゃうのは仕方ないと思うんだよ。


(〃゚3゚〃)
このおっさんにいきなり話しかけられたら、誰でもビビると思うぞ。


(*・ω・*)o
問題はそのあとだよね。キャロルさん、おじさんのバイク盗んでいきましたよね(笑)
おまけに車両右側通行の国で、左にはいって逆走して邪魔だし(笑)


(〃゚3゚〃)
だな。シャークネードとかでも飛行機ジャックするようなシーンはあるが、そのあと乗客を救ったりしているから、ヒーローっぽさが出ていて、あまり気にならないというのはあるな。しかし、ここではそういうのは一切ない。


(*・ω・*)o
この場合、ただの窃盗じゃないですか(笑)


微妙な理由3:超パワーをサックリ得すぎ&代償になった記憶の掘り下げも足りない

(*・ω・*)o
例えばさ、ドラゴンボールでいうと『クリリンがフリーザに倒されて~』とか、『師匠の御飯くんが人造人間に倒されて~』みたいに、超パワーに目覚めるキーとなる出来事があると思うんだよ。
でも、キャロルは『ローソン博士に言われるまま、飛行機に積まれたライトスピード・エンジン破壊→パワーを吸収して超人に』的な流れだったじゃん。しかも死に際に『実はハラ惑星から来たクリー人です』ってちょっと言われただけだし。


(〃゚3゚〃)
超パワーを得た代償として記憶が吹っ飛んでるみたいな描写はあるんだが、ローソン博士の描写が少なすぎて、『大切なものを失って超パワーを得た』みたいな、視聴者の感情が揺り動かされる要素が弱いよな。


(*・ω・*)o
肝心の代償になる記憶っていっても、『過去に扱いが悪かった、やられキャラみたいだった記憶』とか~・・・


(〃゚3゚〃)
これはむしろ忘れたい(笑)
あと、『カートの件は、危ないって言われていたのにアクセル踏んだので、完全に自爆』だな。


(*・ω・*)o
そのほか、空軍時代の友人・マリアさんの話もあるけど・・・


(〃゚3゚〃)
こいつも描写が薄すぎて感情移入できんわ(笑)


微妙な理由4:お人よしな地球人(キャロル)を、クリー人・スクラル人の戦争に巻き込む気満々のローソン博士(クリー人マー・ベル)

(*・ω・*)o
そして、微妙な理由4に関わるポイント。作中で、スターフォースの司令官に電話して『ローソン博士が実はクリーの諜報員だった点』が明らかに。


(〃゚3゚〃)
作中では、オープニングあたりの戦闘からもわかる通り、クリー人・スクラル人の戦争が起こってるんだよな。『戦争を止めたかった』っていってるから、理念だけは立派なんだよな。理念だけは。


(*・ω・*)o
そうだね!で、キャロルさんにはお人よしなところもあって、マリアさんの話だとフライト時に(軍の記録ではテスト飛行ってことになってるらしい)『わたしが操縦しますよ~』って言ったんだって
そしたら襲撃に巻き込まれて墜落・危なく死ぬところだった上に、いきなり『他の星で起こっている戦争で仲間を救って』って言われてもね~。


(〃゚3゚〃)
死に際とはいえ、何も知らない地球人に無茶振りしすぎだろ(笑)

あと、『あなたにも迷惑が~』っていうなら、自分で操縦しろよ(笑)


(*・ω・*)o
『これは私たちの問題だ、あなたを巻き込むわけにはいかない!』とかだったら熱いのにね!


微妙な理由5:友人のマリアさん、それさっき知りましたよね?

(*・ω・*)o
友人のマリアさん、そんなに悪い人ではないと思うけど、セリフが軽いみたいなところはあるんだよね~。
例えば、キャロルさんが、人間に化けて潜入していた、スクラルのタロスに対して『あなたは私のことなんて知らないでしょ、自分だってわからない(you have no idea who I am.I don’t even know who I am.)』ってキレたときのフォローが、こんな感じ。これすごく軽かった。


(〃゚3゚〃)
セリフから判定すると『ローソン博士がクリー人だった・軍の記録で事故と処理されていたキャロル行方不明時のことは、ちょっと前に音声データ解析で知った』と考えられるな。ほんのさっき知ったばかりなのに、ずっと知ってた的なニュアンスが感じられるセリフだな(笑)


微妙な理由6:超パワーすぎてクライマックスの戦闘も雑

(*・ω・*)o
あとさ、パワーインフレ激しいと面白さ半減みたいなところもあるよね。後半、覚醒したあたりなんか特にそう。クリー帝国の本艦が来て、地球にミサイルを撃ちまくるシーンで、宇宙船を超パワーでぶん投げて全部相殺とか、宇宙空間を生身で飛び回りながら、敵戦闘機を手からビームで落としまくるとか、ストⅡのボスみたいに全身に光をまとって宇宙戦艦を貫通するとか、雑すぎるかな~。


(〃゚3゚〃)
なんだろうな、ちょっと大人向けなストーリーにしてきたと思ったら、ガキも喜ばない雑戦闘シーンだったじゃないか。『能力で弱点をカバー』とか、『仲間と連携攻撃』みたいな描写がしにくくなるな。


微妙な理由7:作中最終バトル・VSヨンロッグ戦で、喋っている途中に不意打ちビームで倒す

(*・ω・*)o
最後は、作中最終バトル・VSヨンロッグ戦についてだね。冒頭の格闘訓練のシーンでもわかるように、『ヨンロッグは、キャロルさんがクリー陣営にいたころの格闘の師匠』だったわけじゃん。こんな感じで、『戦闘での大切な心得』みたいなのを教えつつさ。


(〃゚3゚〃)
冒頭の格闘訓練でも、ビームで倒してねぇか(笑)


(*・ω・*)o
ほんとだ(笑)
で、ヨンロッグが最終バトル時にも『成長して誇らしい』と評価しつつ、『素手でわたしを倒してこそ一人前だ。力を証明してみろ!』って、喋っている途中に不意打ちビームで倒すみたいな展開。カタルシス無いよ(笑)


(〃゚3゚〃)
『キャロルが不意打ち得意キャラ』みたいな描写、まったくなかったもんな。
しかし、最終決戦とは思えない、クソつまらない戦闘だったな(笑)


(*・ω・*)o
ヒーローが熱いバトルを繰り広げるみたいな作品として、見ないほうがよいのかもね。


(〃゚3゚〃)
そうだな、あくまで『自身のルーツを探る』『アベンジャーズ/エンドゲームにつなげる作品』として楽しんだほうがいいかもしれんな。


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